八ヶ岳山麓のガラス箱  No.24 

物置の増設
 ここは自然がある。
北側の藪からは、アケビがたくさんとれた。
外部の庭仕事など、じょじょに楽しんでいくだろう。
すでにバーベキュー用の炉もつくられた。
こうした作業のための収納が必要になり、手前に小さな物置を増設した。

 通常の住宅建築では、完成時に不足なく建築するのが経済的だといわれている。
そのため、建築直後に改築や増築するのは、設計が不充分ともいわれかねない。
しかし、この家に関しては、今後も改築や増築があっても、一向にかまわないと思っている。
この家を使ってみて、今後、ウッドデッキを造っても良いし、離れを増築しても良いと思う。


 物置は建物側から使うようになっている。
 ガラス張りの浴室は、物干し場としても抜群である。
左手の稲穂は、植えた木の風よけである。来年の夏には、自然がこの家を覆うだろう。(2005.11.11)

「タクミ ホームズ」も参照下さい
建築への招待」へ戻る