また、借家を選ぶ理由をみると、「持ち家を持てる見通しがないから」が、58.4%で過半数を占める。 こうした住環境にシングルズは置かれている。 シングルズといったとき、民間借家へと短絡的につながるイメージは、数字のうえからも裏付けられるのである。 ところで、住宅は民間でのみ建築されるのではない。 民間借家と持ち家の中間的な形態である公的な住宅もたくさん存在する。 しかし、この公的な住宅には、シングルズはなぜか馴染みがないのである。
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